OLYMPUS DIGITAL CAMERA当社は創業以来畜産の業界において、当社鶏肉の処理販売からスタートし、豚肉のカット販売から、牛肉のカット処理へと業態を拡大、その間、ハム、ソーセージ、サラミ、ウインナーと加工品の生産に取り組み、小規模ながらも地道に歩んできました。

しかしながら、県内の豚肉生産の低下と牛肉需要の増大のため、徐々に加工品を減らし、又、豚肉の生産を同一工場内で加工することは衛生面で難しいとの判断により、牛肉加工のみに限定して生産することとしました。作業の効率化、生産性の増大からこの点では、成功したものの、業界事態の変化(BSE以降の牛肉の消費が減少した)に対応できない弱点があります。

しかしながら、全国の酪農家の牛乳生産はゼロになることはないため、牛肉の牛肉の供給は横ばいながらもでもあるので、当社の衛生面においては、数量減の面はあるものの、一定量の確保できている。また、相場の変動も事業の継続性のうえから一つの魅力となっています。これは、リスクはあるものの、リターンも大きいともいえます。

一般的に牛肉の消費は、経済状況が上向き、所得が向上すれば増大する。例えば、中国が良い例である。中華料理は、あまり見受けられるないが、中国の経済発展によって中国国内の牛肉消費量は急上昇し、中国国内の牛肉生産も飛躍的に増大している。

このため、一時的に景気が下向きのときは消費が落ち込むものの将来的には、必ず上向くことができる。又、イスラム教では、豚肉、豚肉加工品は摂食することが難しいため、中東、インドネシア等のイスラム諸国では、今後さらに牛肉の消費が増大していくと考えられる。ただ、1キロの牛肉を生産するのに4キロの穀物が必要といわれるように、食料の効率的な生産面からは、一つの問題がある。

当社は、社内のコミュニケーションを大切にし、とにかく無事故の作業を念頭にしている、ナイフ等の危険物を使用しての作業なので、常に啓発していかなければならない、又、単一工場なので、状況の変化によっては、全面的に牛肉処理から、他の作業にシフトしていかなければならないことも将来あるかもしれない。そのときは柔軟に対応していく所存である。

又、創業時より社則として「信用」の確立が最も大切である「建設は死闘、破壊は一瞬」である。永年積み上げた信用も少しの油断で失うことは世の常であるため、次代に事業を伝えていくため、変化の連続といえる。世にあって乗り越えていく勇気と智慧を出だしていきたい。